訪れの 夢の小路を踏み行けば 人皆知らぬ黄昏の 棚引く影に暮れる街 声が行き交う露店屋で 小さな鳥がこう唄う 「お山を越えたらおっ母さん」 「お山越えたらお父っさん」 店屋の親父の滑々の その額に見惚れては 此の耳朶を抓る俺 あれは嘗て 水溜で砕けた…
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